ネット通販が主流になってきた現在、皆さんも1度はAmazonを利用したことがあると思います。もちろん、私もよく利用していますが、先日身に覚えのないAmazonからの引き落としがありました。内容を確認したところ、「Amazonプライム会費」と書かれており、3,900円も引き落とされていたのです。そのようなサービス利用した覚えはないので疑問に思い調べてみたら、とんでもない事実が発覚したのです。
今回は、Amazonプライム会員に勝手に入会させられてしまい、年会費も勝手に引き落とされた経験から、「なぜそのようなことが起こったのか?」「どのような対処法をとったのか?」「年会費は返金してもらえたのか?」などについて紹介します。
目次
Amazonプライム会員に勝手に入会するのはなぜ?
そもそも、なぜAmazonプライム会員に勝手に入会したのかが疑問です。まずはその仕組みから解説していきます。
Amazonプライム無料体験が原因?
原因は「Amazonプライム会員の無料体験」です。Amazonプライム会員の無料体験というのは、「年会費3,900円の有料サービスを1ヶ月間無料で体験できます」というものです。ここまではよくある体験サービスですが、ここに大きな落とし穴があったのです。
Amazonの説明にもしっかり書かれていますが、「無料体験を利用し、その後解約の意思表示をしなければ、会員になる」という内容です。要するに、無料体験を利用した後に、自ら解約を行わなければ会員になることを認めてると同義ということです。解約していない、すなわち「会員になります」と自ら言っているようなものです。
無料体験から本会員にならないためには、無料体験期間中に「本会員にはなりません」という意思表示をしないといけません。
この手続きをしなければ、勝手に会費を請求されるという仕組みになっています。
しかし、無料会員になった覚えもなければ、無料会員になったとしても無料だからと安心して、解約の手続きを自ら行うことはなかなかしません。
では、プライム会員になり年会費を引き落とされた時、どのような対策をとれば良いのでしょうか?
1度引き落とされたら、返金は不可能!?
結論から言うと、引き落とされたお金は返ってきます。しかし条件があります。その条件とは、自動的にAmazonプライム会員になった日以降、会員もしくはその家族が一度もプライム得点を利用していことです。この条件をクリアしていれば、会費は全額返金してもらうことができます。
1度でもサービスを利用してしまうと、全額返金は出来なくなります。しかし、途中解約ですることで一部返金はされます。
では、Amazonプライム会員の解約・返金方法はどのように行えばよいのでしょうか?
Amazonプライム会員の解約方法
退会手続きと返金申請は、プライム会員情報ページから進むことができます。
手順①Amazonにサインイン後、トップページにある「アカウント&リスト」をクリックしてください。
手順②アカウントサービスの「プライム」をクリックしてください

手順③プライム会員情報の下部にある「会員資格を終了する」をクリック

手順④会員情報変更ページで、「特典と会員資格を終了」をクリック

手順⑤「会員資格を終了する」をクリック

手順⑥「(会員期間終了日)に終了する」をクリック

無料体験期間が終わり、本登録期間内にプライム特典を使用していない場合は、このページに返金を受けられる旨が記載されています。
返金は、年会費を引き落としたクレジットカードにされます。現金で受け取ることはできません。
もし無料体験期間が終わり、本登録期間内にプライム特典を使用した場合は、返金が受け取れるかどうかはAmazonプライム細則に記載がありません。カスタマーサービス(0120-999-373)へ連絡し、返金できるのか問い合わせてみましょう。
どのように返金されるの?
解約すると、Amazonから「Amazonプライム会員登録キャンセルのお知らせ」というメールが届きます。その内容によると、
「1から3営業日後に引き落とされたクレジットカードにマイナス表示で記載され、返金されます」
ということです。
また、解約が本当にできているのか気になる方は、アカウントサービス画面で「Amazonプライム会員方法の管理」をクリックすることで、現時点でのプライム会員の状態を確認できます。
無料体験期間中に自動更新を解除しておこう
Amazonプライムの無料体験は、初期設定のままだと期間終了後に自動的に本登録されてしまいます。勝手に本登録されるのを防ぐためにも、本登録をする気がない場合にはできるだけ無料体験期間中に自動更新の設定を解除しておきましょう。
自動更新の解除方法
自動更新の解除は、退会した手順①②まで進み、プライム会員からすることができます。下の画像のように「自動移行しない」をクリックし、自動更新設定を解除しましょう。

自動更新設定を解除しておけば、無料体験期間が終了しても本登録されることはないので安心です。
Amazonプライムにはお得な特典がいっぱい
ここまでAmazonプライムの大会について説明してきましたが、Amazonプライムは年会費3,900円を払っても損はないお得なサービスがいっぱいあります。無料体験が終了して本登録になってしまった人でも、サービスには納得しているならそのまま登録しておいてもいいのではないのでしょうか?
もし無料体験期間が終了して本登録期間内にサービスを利用して返金されない人は、1年間たっぷりサービスを利用しましょう。
ここからは、Amazonプライムのお得なサービスを10+αを紹介します。
Amazonプライム・ビデオ登録はこちら⒈配送料が無料
Amazonから配送される商品は、注文金額合計が2000円以下だと400円の配送料がかかってしまいます(北海道・九州・沖縄・離島だと440円)。プライム会員だとこれが0円になります。
⒉お急ぎ便や日時指定便も無料
荷物が翌日や2日後には届く「お急ぎ便」や「日時指定便」を利用するときには通常だと500円かかります。当日お急ぎ便だと600円かかります(北海道・九州だと、さらに+40円)。プライム会員だとこれが0円になります。
⒊Amazonプライム・ビデオで映画やドラマが見放題
Amazonプライム・ビデオは、Amazonプライム会員だけが利用できるサービスです。映画やドラマが追加料金なしで見放題になります。
⒋Prime Musicの音楽が聴き放題
Amazonプライム会員になると、Prime Musicのアプリを通して100万曲以上が追加料金なしで聴き放題になります。
⒌Prime Readingで電子書籍が無料
Prime Readingに登録された電子書籍が読み放題になります。
⒍プライムラジオが聴き放題
Amazonプライムラジオは、Prime Musicの機能の1つです。ジャンルを選ぶと、自動で音楽を流し続けてくれます。楽曲は何回でも飛ばすことができます。BGMとして何か流しておきたいときに便利です。
⒎Kindle本が毎月1冊無料で読める
Amazonプライムに登録していると、「Kindleオーナーライブラリ」の中から毎月1冊選んで無料で読むことができます。また、Amazonプライムに登録していると、Kindleを通常価格より4,000円引きで購入することができます。
⒏Amazonパントリーで日用品をまとめ買い
Amazonパントリーとは、日用品や食料品、お酒などを1つのダンボールに入れてまとめ買いできるサービスです。
⒐Amazonプライムデーに参加できる
Amazonでは「Amazonプライムデー」という超特大セールが行われています。電子機器やゲーム、日用品、ファッション、ソフトウェアなど、あらゆるものが大幅値引きで売り出されます。このセールにはAmazonプライム会員だけが参加できます。
⒑商品が1時間で届くプライムナウが使える
プライムナウは、注文した商品が1時間以内に届くAmazonプライム会員向けサービスです。今のところ対象地域はほぼ都内だけです。
α.Amazonダッシュボタンが使える
Amazonダッシュボタンとは、タッチするだけで商品の注文ができるボタンのことです。洗剤やティッシュ、飲み物など、消費スピードが速いものはダッシュボタンを購入すれば、簡単に注文することができます。
月額プランもあり
年会費3,900円が高いと感じる人や途中で退会しちゃうかも…と不安な方もいると思います。
そんな方は、Amazonプライムの月額プランをおすすめします。月額プランの会費は400円/月です。計算すると年間4,800円と割高になってしまいますが、短期間で利用したい方にはおすすめです。
他にも、amazonプライムには嬉しい特典がたくさんあります。年会費の元を取るのは難しくありませんので、ひとつでも興味のある特典があったのなら登録するのがおすすめです。
Amazonプライム・ビデオ登録はこちらまとめ
今回はAmazonプライム会員に勝手になり、年会費も勝手に引き落とされている時の対処法について紹介してきましたが、本来ならAmazonプライム会員のサービスは優れたものなので、人によっては「いい機会だしそのまま会員になろう」という人もいるかもしれません。
年会費3,900円で、お急ぎ便や日時指定便など無料で利用でき、ビデオやミュージックといった様々なサービスも利用できます。Amazonをよく利用する方は、プライム会員になることを検討してもいいかもしれません。
その際は、無料体験を利用し、期間中にしっかり吟味してみると良いでしょう。
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